ベトナム・イエンバイバイオマス発電所のEPC契約締結式実施のお知らせ
イーレックス株式会社
ベトナム・イエンバイバイオマス発電所のEPC契約締結式を実施しました
イーレックス株式会社の子会社である erex Yen Bai Biomass Power Co., Ltd.は、Power Engineering Consulting Joint Stock Company 2(ベトナム電力公社の子会社、本社:ベトナム・ホーチミン市、会長:NGUYEN CHON HUNG、以下「PECC2」)との間で、イーレックスがベトナムで開発を進めているイエンバイバイオマス発電所(以下「本発電所」)について、2025年11月7日にベトナム電力公社(EVN)の本社にて本発電所のプラントのEPC(設計・調達・建設)契約締結式を実施し ましたのでお知らせいたします。
1.契約締結の経緯
本発電所は、2024年4月1日にベトナム政府が承認した「第8次国家電源開発計画(PDP8)」において、優先度の高いプロジェクトとして位置づけられております。2024年5月にはベトナム政府より投資登録証明書(IRC)を取得し、2024年10月には地鎮祭を執り行い、造成工事を進めてまいりました。
また、PECC2との間では、これまでベトナム・ハウジャンバイオマス発電所の開発を行い、2025年4月に運転を開始しております。さらに、その実績等を踏まえ、同じく2025年4月に、ベトナムにおけるバイオマスエネルギーを活用した脱炭素の実現・エネルギー自給率の向上・安定電源供給・雇用増大・所得向上のための相互協力を目的とし、業務提携契約を締結いたしました。
このような背景から、本発電所のプラントのEPC業者についてはPECC2に決定することとし、契約締結式を実施いた しました。
2.今後の展望
イエンバイバイオマス発電所については、2027年度末運転開始を予定しております。なお、同じくベトナムで開発を進めているトゥエンクアンバイオマス発電所については追ってEPC契約先を決定し、運転開始は2027年度末を予定しております。これら2基については環境省の令和5年度「二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)資金支援事業のうち設備補助事業※1」に採択※2されております。
ベトナムでは、経済成長に伴い電力需要が増加し、エネルギーの輸入が増えている一方、2050年カーボンニュートラルを宣言しており、脱炭素への対応が求められています。ベトナムの未利用バイオマス資源を活用するこれらの発電所はベトナムの脱炭素だけでなく、エネルギー自給率の向上、雇用創出等にも寄与できるものと考えております。
さらに、イーレックスはこれらの発電所から「創出されるカーボンクレジットを日本へ持ち帰り活用」することで、ベトナムだけでなく日本の脱炭素への貢献を目指してまいります。
以上
※1 優れた脱炭素技術等を活用し、途上国等における温室効果ガス排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業。途上国等における温室効果ガスの削減とともに、JCMを通じて我が国およびパートナー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資することを目的とする。優れた脱炭素技術等に対する初期投資費用の2分の1を上限として補助を行う。なお、本事業はベトナム政府と日本政府の協力の下、実施されている。
※2 2024年3月22日付「令和5年度「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」における採択について」にて公表。
■発電所概要
| 事業会社名 | erex Yen Bai Biomass Power Co., Ltd. |
| 発電所名 | イエンバイ1 バイオマス発電所(Yen Bai 1 Biomass Power Plant) |
| 建設地 | ベトナム社会主義共和国 ラオカイ省(旧イエンバイ省) |
| 出資会社 | イーレックス(株) 100% |
| 発電出力 | 50MW |
| 燃料 | 木質残渣 (年間約50万t) |
| 運転開始予定時期 | 2027年度末 |
PECC2との契約締結式の様子


