電力会社の選び方のポイントを解説
新電力会社を選ぶときのポイントを押さえておけば怖くない!
ここ最近では多くの新電力会社が参入してきているので、さまざまな宣伝を見かけることも多いのではないでしょうか。
しかし 、これまでの大手電力会社と違い、まだ出てきたばかりなため、心配に感じる方も多いでしょう。
この記事では、後から失敗したとならないように、新電力会社を選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
目次
自分に合ったプランがあるのか複数見ていく
新電力会社のプランにしたからといって、必ず料金がお得になるとは限りません。
電気料金プランは自分に合うものにしなければ、逆に高くなる場合もあります。
代表的なものが新電力会社の中でもかなり目を引く、基本料金0円を売りにしたプランです。
コマーシャルやチラシなどでも、基本料金0円プランという宣伝をしている企業は多いです。
インパクトを与えてお客様に来てもらいたいという狙いがありますが、電力使用量の単価が、かなり高くなっています。
一人暮らしやほとんど自宅にいなくて電気を使うことがない場合は、今の料金プランよりもお得になる可能性があります。
しかし、それなりに電気を使うという場合は、電力使用量の単価が高いため逆に高上りになってしまう可能性もあるのです。
電気をより多く使う方は301kWh~の価格に注目
自宅で電気をより多く使うという方は、301kWh~の価格も安いほうがお得です。
明細を確認して、結構電気を使用している場合は、新電力会社の301kWh~の料金単価を確認しましょう。
大手の電力会社を使うよりも、新電力会社のほうが単価が安く、結果多く電気を使っても安く済む場合があります。
家族や部屋数が多く結構電気を使う場合は、301kWh~の料金単価が安いほうがお得です。
ガスを使っている方はセット割をチェック
オール電化の場合はガス料金を気にすることがないと思いますが、ガスも別で使っている家庭では、電気とガスをセットにすることも検討してみましょう。
今のプランよりも一緒に利用することで安くなり、毎月の支払いがお得になるケースもあります。
夜にしかほとんど自宅にない方向けプラン
共働きで他の場所に行って仕事をしていると、日中はそれほど電気を使うことがありません。
そんなときは、夜間の間単価がお得な電気料金を選べば、通常よりもグンと安くできます。
昼もいる日があるから悩むという方でも、夜間単価が安い電気料金にしたほうがお得な家庭もあります。
今の使い方を伝えると、シミュレーションしてもらえる場合もあるため、比べてみてください。
供給エリアもチェックする
自分の地域をこれから選びたいと思っている新電力会社がカバーしているのか知りたい場合には、供給エリアをチェックしましょう。
どんなに魅力的な料金プランを展開していても、住んでいる場所によっては、選べない場合もあります。
自分の地域をカバーしている新電力会社を確認し、その中から自分に合ったプランを探してみてもいいでしょう。
契約期間はどうなっているのかチェックする
最近携帯電話などは契約の縛りも少ない会社が増えてきて、いつでも好きな会社に移りやすくなっています。
しかし、新電力会社の場合、簡単に他の会社へ移動されては困る企業も多く、契約期間の縛りを導入している場合も多いです。
万が一契約期間に決められた中で解約したいと思ったときには、約束を守れなかったことで、違約金が発生してしまうケースもあります。
せっかく切り替えた新電力会社が、実際使ってみたら普段よりも料金が高くなってしまって変えたいと思っても、違約金が発生してしまうことも考えられます。
事前に違約金や契約期間をチェックし、解約金がある場合は、いくらかかるのか見ておくのも大切です。
周りに新電力使っている人がいないか聞いてみる
実際に使っている方の口コミや評判は大切で、変更してから困った点はないか、逆によかったと思うのはどんな点か、確認してみるといいでしょう。
どんなによさそうなうたい文句を書いていても、実際に使ったら思ったようにならなかったとしたら、またすぐに別の会社へ変更したくなります。
周りに聞ける人がいない場合は、ネットでも多くの口コミサイトがあるので、見てみましょう。
評判を見ておけばさまざまなパターンを想定しておけますし、安心して使えます。
キャンペーンなどもチェック
変更するタイミングによっては、普段以上のお得な料金になる場合があります。
普段にはないキャンペーンをしていて、「先着〇〇名」など、限定などで行っている場合はチャンスです。
最初の何カ月かは普段よりも安い料金で利用できたり、ポイントが増量してプレゼントになったりと嬉しいことばかりです。
これは申し込むタイミングで変わってきますので、いろんな新電力会社を確認してみましょう。
ほかにも金額は決まっているものの、何かトラブルがあったときに無料で駆けつけてくれるような新電力会社もあります。
まとめ
新電力会社に移ってから後悔しないように、決めるときにはポイントを押さえて選ぶようにしましょう。
その方がお得なプランを探せるのと同時に、後悔することもなくなります。